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記憶の果て
リーン……ゴーン………
静かに鐘の音が響き渡る
その頃城門では……
「…それじゃぁいってくる」
槞兎が専属護衛に言う。
「王子、王子お一人で他国に出向くことは…」
「…平気だ。」
槞兎は一言口にすると莉流の手をとった
「はぅ💦」
莉流は驚いたょうに槞兎を見た
「帰りはいつになるかわからない。その間、この国を…」
そぅ城の者に伝えると、莉流を引っ張って歩き出した。
「…ぁ、あの💦」
「………」
莉流の問い掛けも気にせず槞兎は歩く。
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