知らない部屋

5/10
前へ
/80ページ
次へ
「ねえ、沙弥キスしていい?」 「はい。」 柔らかくて暖かい唇。腰にまわされる腕。 これは夢? 絶対におかしい! なにがが変だ。 もう一度目をあけると引き込まれるような深いブラウンの瞳にみつめられていた。 「へ?」 「ぎゃ~」 何がなんだかわからないまま。体をめいいっぱい後ろにのけぞらせた。
/80ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加