知らない部屋
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ゴツン。 ガダガタ。 鈍い音の後で、後頭部に痛みが走る。 「あ~っ。」 「いたいっ!」 後頭部を手で抑え海老のような体型でうずくまる。 体をのけぞらせた勢いで、私は頭をベッド再度の壁に強く打ち付けていた。 少し痛みが収まり顔をあげると、ベッドから落ちた比嘉先輩が起き上がろうとしていた。
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