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降りしきる雨
恋の終わりは突然やってくるもの。
友達の中には、
「気持ちって徐々にさめていくものだから、別れの時期って予測できるものじゃない?」
なんていう人もいるけれど・・・
私には、「恋の終わり」の時期というものが、わからい。
だからいつも別れは突然やってくる。
今回も、前回も・・・前々回もそうだった。
思い返せばずっとそうだった
「好き」とか「愛してる」とか舞い上がっているうちに、
その恋には、終止符がうたれる。
今回も・・・同じパターンで私の恋は終わった。
本当に亮介の事が好きだったのか?
それとも偽りの恋だったのか。
答えは心の迷宮の奥に・・・
冷たい雨が、窓ガラスを伝っておちていく。
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