獣族の襲撃

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ガシャーン ガラガラガラガラ ドーン 信じられない。 二階が.... 落ちて来た。 それだけじゃない。 バンバンバン プチュンプチュンプチュン 銃声も聞こえる。 それどころか鬨の声を上げて戦っている。 その時いきなり折れた刀の先が飛んで来た。 反射的にナイフを構える。カキィーン ナイフでかけらを弾く。 しかし、弾く瞬間かけらが光を反射した。 同時に左肩が熱くなる。 カララーン 右手に持っていたナイフを落とし肩を押さえる。 「うあ..ああ」 左腕が動かない。 毒が塗ってあったようだ。だんだん毒が体に回って行くのが分かる。 「うっ..ぐぅ」 埃だらけの床がだんだん近ずいて来る。 顔から床に倒れて意識が覚醒した。 「痛っ」 人ん家壊して、その家の主人にケガをさせて... アイツら許さねぇ 静かに拳銃を抜くと弾が入ってることを確認した。 うん、ちゃんと入ってる。よく狙いを定める。
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