赤眼

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「ああ、君は知らなかったな。」 当たり前だ。 知る筈が無い。 「この方は学都レウサーニアの学長さんだ。確か名前が...何だっけ?」 知らないのかよ その時学長が笑いながら言った。 「おいおい冗談は止めろよ、この子本気で困っているだろう?」 !! さっきの声よりも若い声で学長が言った。 途端に学長の周りを煙が取り巻く。 煙が晴れるとそこには若い男が立っていた。 「やあ峻吾君。私はレウサーニアの学長、イーガ・ハワンだよ、よろしく」 イーガは笑いながら言った。 「ところでガルシア、入学試験の方だが合格だよ」 ガルシアというのはリックの事らしい。 「編入の方は大丈夫だな?」 「」
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