-2年生-

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桜が綺麗に咲き乱れ、 春を伝える   去年の今ごろ 私は、この学校の 門を緊張気味にくぐったコトを 思い出させる     門をくぐると 既にクラスは 貼り出されていて 人が群がっている。 私も急いでクラスを見にいくために走り出した     『乃亜ぁ~ッ!』   遠くから 声が聞こえた   声がしたほうに 振り向くと 声の主はすぐあたしの目の前だった   『ふぎゃッ』 私の行動は 声の主、月菜の抱きつくと言う行動によって、 簡単に阻止された。     『どッどうしたの??月菜~』   『乃亜と離れちゃったぁ』   『うそ~ッ!』   なんのコトか すぐに理解出来た   あたしは 月菜と一緒にクラスを見に行く     けど おチビな私には見えるはずもなく。 ただピョンピョンと 飛んでるだけで...。 私にもう少し身長があったら....     『相変わらず、ちっさいな~ッ!』   いつのまにか 後ろにはククッと笑って 私を見る彼。   あたしは 一瞬に笑顔になる   そしていつも通り 『タクがでかすぎるんじゃないッ!』 と返した。
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