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桜が綺麗に咲き乱れ、
春を伝える
去年の今ごろ
私は、この学校の
門を緊張気味にくぐったコトを
思い出させる
門をくぐると
既にクラスは
貼り出されていて
人が群がっている。
私も急いでクラスを見にいくために走り出した
『乃亜ぁ~ッ!』
遠くから
声が聞こえた
声がしたほうに
振り向くと
声の主はすぐあたしの目の前だった
『ふぎゃッ』
私の行動は
声の主、月菜の抱きつくと言う行動によって、
簡単に阻止された。
『どッどうしたの??月菜~』
『乃亜と離れちゃったぁ』
『うそ~ッ!』
なんのコトか
すぐに理解出来た
あたしは
月菜と一緒にクラスを見に行く
けど
おチビな私には見えるはずもなく。
ただピョンピョンと
飛んでるだけで...。
私にもう少し身長があったら....
『相変わらず、ちっさいな~ッ!』
いつのまにか
後ろにはククッと笑って
私を見る彼。
あたしは
一瞬に笑顔になる
そしていつも通り
『タクがでかすぎるんじゃないッ!』
と返した。
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