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次の日、マサトは何もなかったかのように、仕事の支度をする。
私はジーッとマサトを見つめた。
(昨日のメール、何なの?マサト…嘘だよね。)
そんな事を考えていると、マサトはケータイわいじり始めた。
私は冗談っぽく
「ねぇ?ケータイ1日交換しない?」
と言ってみた。
嫌がるかなぁ。当たり前だよね。
するとマサトは
いいよ。ってケータイを差し出して来た。
何を考えてマサトはケータイを私に差し出して来たんだろう。
その、何もないよーな自信満々な顔は何?
「じょ、冗談だよ!」
私の方が焦ってしまう。
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