受験

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-放課後- 「真ー弥。どーしたんだよ。」 1人で帰ろうとしていたら和弥が 呼び止めた。 「勝手に帰るなんてヒドイじゃん。」 心配そうに顔を覗いてきた。 「別にッ♪和弥、先生と話してたから。」 あえて受験の事は言わなかった。 「そっか、ごめん。一緒に帰ろっか。」 そう言って手を握ってくれた。 やっぱ和弥と別れたくないと思った。
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