紗季の家

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「おかえりなさいませ。お嬢様」 たくさんものメイドさんが ズラリと並んでいた。 すると前からひどく腰の曲がったおばあさんがでてきた。 「お嬢様。こちらのお方は?」 思いもよらないほど高くかすれた声でおばあさんがいった。 「こっちは和弥♪その隣が真弥よ。友達よ。ばぁや、これから勉強するの。部屋を1つ用意してちょうだい。」 あっ、この人がばぁやなんだ。 「承知いたしました。ではこのまままっすぐ進み、エレベーターで3階へいき左に曲がり突き当たりを右に曲がった所の左のお部屋が空いていますのでそちらをお使いください。」 よくわからないけど一応うなずいとく。 「お嬢様とそのご友人様、ご案内いたします。」 そういうと1人の若いメイドさんが前へ出た。 和弥は相変わらず唖然としていた。 .
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