夏の想い出

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「まり-おっきくなったらけっこんしような。」 「うん。」 小さな頃の小さな夏の思い出 きっと貴方は忘れてるんだろうな。 あの頃からずっと隣に居るんだけど、貴方はあの頃の可愛らしさはなくなり、屁理屈ばっかり言うんだもん。あきれちゃうよ…あの頃に戻れたらな…。 仲間との飲み会の帰り道 2人で歩きながらそんな事を考えてた。 「なぁ、麻浬。」 「なぁに?」 「…あの時の約束覚えてるか?」 「え?」 貴方は私の方を向き 「麻浬、結婚しよう。」 「うん。」 私たちは幾回の夏を超えて結ばれた。 大切な夏の想い出と共に…
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