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痛い…
なんなのよ
風はその場に座り込む
”風…大丈夫だよ?僕はいつでも風の味方だから”
優しい声…
どこかで聞いたことがある気がする
でも頭の痛さになにも考えられない
「風!どうした?具合でも悪いのか?!」
その時
風の肩にそっとあたたかなな手がふれた
風「…」
ゆっくりと振り返る
風「大地…」
そこには
大地が心配そうな顔でこちらを見ていた
風「ちょっと頭痛が…」
風はゆっくりと立ち上がった
少しだけど痛みがひいたみたい…
大「頭痛?さっき学校にいたときはなんともなかったよな?風邪??」
大地はそういうと風を見つめた
大「家まであと少しだけどがんばれるか?」
風「大丈夫…でも…」
風はなにかいいたげに口を開いたがまた閉じる
風「いや…なんでもない…さぁ帰ろう。」
風はふらふらしながらも歩きだした
風<声のことを話したかったけどきっと気のせい…だよね…>
大「…?あぁ…」
二人は歩き出した
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