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「おはようごさいます!」
階段を下りるとお手伝いさんが挨拶をしてくれる。
挨拶をしながら玄関で靴を履いているとコックさんが来て
「真加ちゃん朝ご飯は?」
「ごめんなさいコックさん、時間が・・・」
「そっか、気をつけてね。」
「はい!行ってきます!」
勢いよく玄関の門を開けると、私のよく知っている男の子がもたれ掛かっていた。
「おはよう蒼田!」
声をかけると大好きな笑顔で笑い、優しく頭を撫でてくれた。
「今日も元気だな、真加!」
「早く行こ!学校遅れちゃう!」
蒼田の手を取り並んで歩き出す。
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