男友達

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私たちが通うここ、私立常生学園高等学校。 ここらへんでは偏差値がかなり高い学校だ。 蒼田とずっと一緒だった私は離れるのが嫌で必死で勉強した。 そのかいがあってめでたく入学でき、今に至る。 「キャー!蒼田君よ!!」 「神川先輩~!!」 女子達の黄色い声と共に女子達が蒼田に向かって走って来る。 「真加悪り、かばん頼む!」 「O.K!今日も頑張ってね!」 「おう!」 蒼田はそういうと走って行った。 「さてと、行きますか!」 小走りで階段を上がり教室へと向かう。 ガラ・・ 私のクラス、2年A組に着くと友達の宮山留花(ミノヤマ・ルカ)が手を振っていた。
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