初めての出逢い

2/6
前へ
/52ページ
次へ
ザザァァァァー...... 昼から長い雨が降り続いている。 そんな中を俺は一人で走っていた。 翔太「天気予報信じるべきだったか…。」 そう嘆きつつも足を止めずに走った。 ???「にゃっ…にゃぁ………。」 すると弱々しい鳴き声が聞こえた。 翔太「………猫か?」 そういって俺は足を止める。 そして辺りを見渡すと段ボール箱に入っている一匹の仔猫を見つけた。 その箱には『可愛がってあげてください』と書かれている紙が貼られていた。 しかも長時間雨にうたれているのか仔猫の体が震えている。 翔太「お前…捨てられたのか………。」 仔猫「にゃぁ………。」 仔猫が言葉を理解したように返事をする。
/52ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1192人が本棚に入れています
本棚に追加