5599人が本棚に入れています
本棚に追加
/136ページ
「ふぅ…」
人気のない屋上…。
私は喫茶店を抜け出し、屋上で休憩していた。
風が冷たく、暑くなった体には丁度よい。
「紗姫せぇんぱい」
「?」
聞き覚えのある声。
この可愛らしい声は…、
「淳ちゃん!」
にこっと可愛らしい笑顔を紗姫に向ける。
この笑顔にいつめ癒されてるなぁ…。
自然と自分の顔も笑顔になった。
「どうしてここに?」
「疲れたから抜け出してきたんですよぉ♪紗姫先輩は?」
私が問う。淳ちゃんはにこぉっと笑いながら答えた。そして質問しかえす。
「私も同じ」
最初のコメントを投稿しよう!