~第十一話~

2/10

5599人が本棚に入れています
本棚に追加
/136ページ
「あー!!」 文化祭、二日目の朝を迎えた。 そうだ…今日は、いよいよ…。 「紗姫ー!一緒に文化祭まわろー!」 「あ、うん」 落ち着いてきた喫茶店。 代表が休憩に入って良いというので、私たちは文化祭をまわることにした。 「午後からは部活とかの発表だねぇ」 「…うん」 各クラスの発表は、昨日の午後にあった。 …あぁ…バスケ部の出し物で、私は裏方だ。助かった…。 そんなことを思いながらいつの間にか、優希先輩と空宇先輩のクラスにたどり着いた。 「入る?」 「うん。優先輩と空宇先輩のクラスは…ホスト部だっけ」 「うん。ホスト部にメイドっておかしいよね」  
/136ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5599人が本棚に入れています
本棚に追加