~第十一話~

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ある程度の片付けが終わり、私たちはその場を後にした。 あと2、3時間で生徒会の劇が始まる…。 「あー…」 私が小さく声を上げると、どこからともなく声がした。 「大丈夫?」 「み、みぃ!」 紗姫は目を丸くして美湖を見た。 「あともう少しだなって思ったんでしょ」 「…お見事」 私は苦笑いを浮かべた。 「まぁ…とりあえず、そろそろ時間だし、会室行こっか」 「うん」 歩き出したみぃのあとを私は小走りで追った。  
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