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ある程度の片付けが終わり、私たちはその場を後にした。
あと2、3時間で生徒会の劇が始まる…。
「あー…」
私が小さく声を上げると、どこからともなく声がした。
「大丈夫?」
「み、みぃ!」
紗姫は目を丸くして美湖を見た。
「あともう少しだなって思ったんでしょ」
「…お見事」
私は苦笑いを浮かべた。
「まぁ…とりあえず、そろそろ時間だし、会室行こっか」
「うん」
歩き出したみぃのあとを私は小走りで追った。
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