~第十一話~

8/10

5599人が本棚に入れています
本棚に追加
/136ページ
会室に行くと、和樹先輩と渚先輩、そして会長である優希先輩がいた。 「「こんにちは」」 「はやいな、二人とも」 和樹先輩が言った。 それに対しみぃは、そんなことないですよ。と笑った。 「紗姫ちゃん、何かあった?」 無意識に俯いていた紗姫に、渚が声をかけた。 声をかけられ、紗姫は驚いたように、え…と声を上げた。 「いえ、何も…」 「嘘。心配そうな顔してる」 ぎゅっと渚が笑いながら紗姫の頬を押さえた。 「渚先輩…」  
/136ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5599人が本棚に入れています
本棚に追加