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会室に行くと、和樹先輩と渚先輩、そして会長である優希先輩がいた。
「「こんにちは」」
「はやいな、二人とも」
和樹先輩が言った。
それに対しみぃは、そんなことないですよ。と笑った。
「紗姫ちゃん、何かあった?」
無意識に俯いていた紗姫に、渚が声をかけた。
声をかけられ、紗姫は驚いたように、え…と声を上げた。
「いえ、何も…」
「嘘。心配そうな顔してる」
ぎゅっと渚が笑いながら紗姫の頬を押さえた。
「渚先輩…」
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