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トントン
ドアが叩かれた。
姉がドアを開けた。
『王子があるお方を探しています。手掛かりがこの靴しかないのです…是非履いていただきたい』
『まぁ…絶対私があうはずよ…!』
靴を合わせる姉。
それを見る王子様とそのお着きの人。
『入らないわ…!』
『貸しなさい!』
掃除をしながら、シンデレラはそれを見ていた。
もう少し…。
『次は私が………入らない!』
『残念だ…それで』
『いや、待て。奥にいるあの方にも履いてもらいたい』
『シンデレラに合うはずないわ!』
『いや、合わせてもらいたい。是非…』
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