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「ようやく本当のお付き合い開始だね」
そう言ったのはみぃ。
今の言葉を聞かれてたみたいで…もう恥ずかしさマックスの私。
「棗先輩、紗姫先輩泣かしたら許さないからねぇ?」
「誰が泣かすか」
淳ちゃんの言葉に反論する棗。
その言葉を聞いたみぃが、
「お試し期間ですでに泣かせてるけどね」
と言ったのは、気にしない…!
「よかったね、紗姫ちゃん」
「俺らみたいに仲良くね?」
「いつの間にこんな成長して…!」
直夜先輩に続き、空宇先輩と会長が言う。
優希先輩はまるで父親みたいな言い方。
私が正式な彼女になったと言うことが明日にはもう広まっていることを、この時は考えてもみませんでした。
【おわり】
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