~第二話~

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「そういえばさっき、紗姫先輩に霧夜先輩抱きついてましたよね?どういう関係なんですかぁ?」 淳が二人をのぞき込むようにしながら聞いた。 他のみんなも興味深そうに二人を見る。 「えっ二人とも抱き合ってたの!?」 淳の言葉とみんなの反応を見て、優希が二人を見る。 「棗も紗姫ちゃんも成長したんだねぇ…」 「いつから付き合い始めたの?」 およおよと嬉し泣きする優希を、全く気にもとめないで渚は聞いた。 「今朝ですよ」 渚の問いに答えたのは棗だった。 どうして私達の話になってるんだ… 紗姫はそう思いながらため息をついた。 「どっちから告白したんですかぁ?」 「俺から」  
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