~第二話~

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  「俺が何ぃ~?」 にこぉっと笑いながら、現れた少年。 「空宇先輩!」 放送委員長の松雪 空宇(マツユキ クウ)先輩だ。 美湖は驚きのあまり、しゃがみ込んでいる。 「空宇遅い」 「悪ぃ。先生に呼び出しくらってたもんで…」 和樹の言葉に答えるように、空宇は言った。 美湖はよろよろしながら自分の席についた。 「みぃ大丈夫?」 「な、なんとか…」  
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