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「んじゃあこれで生徒会終わり~」
優先輩のその言葉と同時に、みんなは帰る準備を始めた。
「直夜ぁ帰ろう~」
「あ、うん」
空宇が直夜に言う。
あ、そういえば…付き合ってるんだっけ…
私はそう思いながら無意識に霧夜を見た。
霧夜もふとこちらを見る。
「何だ、一緒に帰るか?」
ふっと小さく笑う霧夜を見て、思わず顔が赤くなる。
「じゃ、霧夜とゆっくり帰ってね、紗姫」
「なっ…!」
美湖の言葉に、さらに頬が赤くなる。
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