~第三話~

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「みぃのバカーッ!」 紗姫がそう叫ぶと、美湖は笑いながら会室を出ていった。 私は鞄をもち、会室を出ようとした。 グイッ 「?」 急に引っ張られ、私は上を見た。 霧夜… 小さく、一緒に帰るぞ。 そう言いながら紗姫の手を引いた。 「ふふっ…」 私しか気づいてなかったけど、霧夜の顔がほんのり赤かった。 俺様キャラな感じがある霧夜でも、やっぱり顔赤くなったりするんだな… 私はそう思い、思わず口元が緩んだ。
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