~第一話~
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皆、興奮状態だった。 霧夜…それは、この学校のアイドル。 二年だけど男バスのキャプテンで生徒会副会長…。 とは言っても、人の事いえる立場でもないのだが…。 少し俺様なとこはあるけど優しくて頼りになると先輩や後輩はもちろん、同い年の私たちや先生方からも信頼されている。 「…で、その霧夜は何しに?」 誰かに問うでもなく言う。 そしたら返事はすぐに返ってきた。
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