5598人が本棚に入れています
本棚に追加
「紗姫ー、夏唯ー、里都ーご飯よー」
母さんの声がした。
私は立ち上がり、目を擦った。
「…よしっ!決めた!」
紗姫はそう叫ぶように言い、部屋を出た。
ドンッ
「「いたっ」」
「っつー…ごめん…大丈夫?」
部屋を出ると丁度部屋の前を通った弟…夏唯と里都にぶつかった。
はい、何となくお気づきかと思いますが…私の弟は双子です。
「あ、姉ちゃん、あとで話ある」
「はいはい」
そう紗姫に言ったのは里都だった。
三人は、母の声が聞こえすぐにリビングへと向かった。
最初のコメントを投稿しよう!