~第九話~

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「…その事で悩んでて泣いたわけか…」 窓の方を見ていた里都が、パッと紗姫を見た。 「で、返事は決まったの?」 ビクッ それ聞きますか? 紗姫はそんな顔をしながら里都を見た。 「聞いちゃいます」 里都が笑いながら紗姫に言った。 「…決まったよ」 紗姫はまっすぐな瞳で、里都に言った―…。  
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