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繭｢あっ!!いたいたっ!!りょ～!!｣
劉たちを見つけると繭は大きな声で名前を叫び(?)、手を大きく降りながら劉たちのいる場所へ全速力で走って行った。
そう。
片手ではぐったりしている私を引きずって…。
正直私はとても恥ずかしかった。
引きずられるのはいつもだからいいんだけど…繭が劉の名前を大きな声で言ったことにより、クラスの人たち全員が私たちに注目したからだ。
あぁ…周りからの視線が痛い…。
私はこういう視線が嫌い。
でも繭はそういうの気にしないんだよなぁ…。
ある意味尊敬するよ(笑)
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