猫達に明日はない!?

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何をやってるんだと、ヤマネコは頭を抱えたくなる。 「バカ、逃げろ!」 ヤマネコの言葉に、ミケは首を横に振った。 「ヤマネコくんを置いて逃げてけないにゃ!だってヤマネコくんは、ヤマネコくんは……」 涙ぐみながら何かを言おうとするミケ。 本当にアホな奴だと、ヤマネコはため息をつく。 「……好きだから」 その言葉を聞き、ヤマネコは少し照れて俯いた。 アホも、たまにはいいかもしれない。 そう、ヤマネコが思えるようになっていた、ところでだ。
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