ポテチックプロローグ

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----次の日の朝---- …グゥスカピー。 … … …う、う~ん。 …くはぁ。 ムニャ…おはよです。 フワワァ…なんだかいっぱい寝た感じ…。 …今何時ぃ? …!? えっ!? 朝!? 私、何時間寝たの!? やばい。 ポテチ買わな。 …私、ポテチを買いに寮を出ましたよ。 そしたら、寮の駐車場に真っ黒なノラ猫が横になっとりますの。 でも、そのノラ猫は全然動かないです。 死んどるの?と思いツンツンしたら、ピクって動くですけど、なんだか様子おかしいです。 こ、これって死にかけとる!? 私、急いで動物病院に連れて行きました。 そしたら、背中を切ってケガしてるのと、衰弱が酷いからと入院になりましたわ…。 ----それから1週間後---- ノラ猫は元気になり退院して、うちにやってきました。 …でも。 「けっ…この部屋くそ面白くもニャいニャ。俺様、帰るからお土産に卵焼き作れニャ。」 助けたノラ猫は性格も最悪、口も悪いサイテーなノラ猫だったです。 名前はブルマちゃん。 この日は卵焼き持ってサッサと帰って行きました。 て、て、て、てか、な、な、何で喋ってるのぉ? 私、足ガクガクしながら卵焼き作りましたよ。 はい…。 … … … … そして、次の日から毎日…。 スタ、スタ、スタ…。 ま、また今日もやってきましたよぉ。 恐ろ~し。 (>_<) 「オイ…ブサイク。ドア開けろニャ。早く飯よこせニャ。モタモタしてるとぶち殺すニャ…。」 ホント何で猫が喋んの!? 何で~!? (#゚Д゚) ねぇねぇ、職場の先輩?何でこの猫、喋べれるんですかね? 凄い猫がいたもんですね。 さすが21世紀ですね。 …私、先輩にこの喋るノラ猫を見せたです。 でも、先輩は「はっ?………オイオイおタバコちゃんよい。何を言ってんのよ?猫が喋るわけないやん?さっきからこの猫、『ニャ~。』って鳴いてるだけやん。おタバコちゃん疲れてる?大丈夫?」て私を変な人見る目で見とりますよ。 (;゚□゚) 私は痛いヤツと思われないように、そこんとこはうやむやにしつつ、ギャグという事でごまかしました。 でもそんな時でもブルマちゃんは… 「ふっ…この無能ボケが。早々に立ち去れニャっ。」 と、先輩に言うとります。 (´・ω・`) あぁ、ポテチ食べたい。 あっ、あのポテチウマウマやったなぁ。 神様、またあのポテチくれんかなぁ。 ウフフゥ。 (*´д`*)
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