初めてのグリップバトル

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第二コーナー 僕がアウト側だ、誰が見たって僕が不利だ コーナー直前、怜治がブレーキを踏み減速した よく見ると、コーナーの中央に先程まで先頭だったEK9がぺしゃんこで無惨な姿で停まっていた 僕は咄嗟にアウト側ギリギリまで寄り思いっ切りブレーキを踏み込みインに切り込んだ 急ブレーキをかけたせいで、滑ったがなんとかクラッシュしたEK9の内側ギリギリを通過した マイケル「圭太!すごいテクニックです!ストリートではクラッシュしたパトカーをさっきのようなテクで避けていたんでしょうか?」 現在二位だ 因みに、現在のトップは……… 黄色い車……… 車じゃないロードローラーだ なぜ、EK9がぺしゃんこになっていたのか想像がついた 圭太「あれに潰されたのか……」 そして、慣性ドリフトやフェイントモーションをキッカケにしたドリフトで徐々にロードローラーに近づいていった 流石はロードローラーなだけあってグリップがすご……… 否、ドリフトしてる……しかも、かなりのスピードで マイケル「すごい!!ロードローラーがドリフトしてます!!」 観客からマイケルに「あんなの卑怯だ!!反則だ!!」とか言うブーイングがあったが マイケル「ロードローラーで出場してはいけないなんてルールは在りませんので反則ではありませんよ~」 ロードローラーが相手って怖いね
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