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「ねー、明日ヒマ?」
視線を手元の携帯電話の液晶画面に固定したまま徐に未玖が口を開いた
「明日?…特別用事は入って無いけど?」
日誌にペンを走らせながら答えてやると目の前に座って居た未玖が、クスッと微笑するのが判った
「じゃあ決まり!明日デートしよ♪」
いつものことながら突然の決定
「デートって程の関係じゃねーけどな」
「そうなのッ!!?」
「今更?」
大袈裟な反応を見せる未玖に苦笑して見せてから俺は再びペンを走らせた
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