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「あたしは翔のこと幼馴染み以上に男の子として好きなんだけどね」
スラスラと動かしていた手が止まりゆっくりと顔を上げる
ニッコリと満面の笑みを浮かべた未玖がいて
思わず赤面した
「じゃああたしもう帰るから♪また明日ね?」
さっきと何等変わりない態度で普通に教室を出て行った未玖に
僕は何も言えなくて
ただその場に座ったまま硬直していた
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