火曜日(下校)

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何分くらいねむってしまっただろうか… 日は沈みそうな感じて校舎を赤く染めている 机の上に伏せて寝ていた私はいまいち働かない頭を動かしグランドを覗く、グランド整備をしていることから練習が終わったことに気づいた 『寝過ぎた…』 グランドを見ながら独り言… 「ほんとだよな」 だと思ってた、 『斉藤君!』 グランド整備しているはずの彼が私の横の席、つまり自分の席に座っている斉藤君がいた 「部活終わって急いで教室まで走ってきたのによ…」 『ごめん💦うとうとしちゃって』 「練習中、俺のこと見ててくれた?」 『うん!ノックの途中から寝ちゃったけど…すごっくかっこよかった』 「ありがとな!さ、帰ろうぜ」 、
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