火曜日(下校)

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私が寝てしまったため、斉藤君は「暗くなってきたし、一人にさせたくないから」と言って、家まで送ってくれた 「じゃあな佐伯!」 『うん!気をつけて帰ってね』 見えなくなるまで手を振って 家に入った 『ただいま~』 シーン…という効果音をつけていいほど家の中は静だった 『お母さん?お父さん?いるの』 リビングに入るとお母さんとお父さんは何も言わず私を抱きしめてきた。 え?なんで? 、
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