8人が本棚に入れています
本棚に追加
『キリ!』
どうやら、タイムの友達のようだ。
タイムは父親の方を見て、遊びに行ってもいい?と言いたそうな目で見ていた。
それがわかった父親は、コクリと頷ずき、タイムは、父親に行ってきますと言い残して、キリと呼ばれた猫の方に向かった。
『今日は何して遊ぶの?』
『そうねぇ……とりあえず、遠くまで行ってみようよ』
『うん』
ということで、僕たちは適当に遊びに行くことになった。
僕はこうやってキリと遊ぶのが大好きなのだ。
僕たちが死ぬまでこうやって遊んで……
結婚とかしちゃったりして……
なんて、そんなことキリの前では言えないなぁ……
でも、こんな楽しい日々も終わる時が来るのだ。
そんなに遠くない未来に……
最初のコメントを投稿しよう!