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【香織】
「もうすぐ俊介誕生日じゃない？
ちょうど二週間後！
私ね、俊介の誕生日お祝いしに
行こっかなーとか思ってさ。」
【俊介】
「…え！マジで！？
祝ってくれんの？？」
【香織】
「うふふ、うん！
俊介の記念すべきハタチの
バースデーだもん、
この日をきちんと祝わないと
俊介が大人になれないかも
しれないし(笑)。」
【俊介】
「ちょ、すげぇ嬉しい！
予定のないハタチの誕生日なん
て寒すぎてまじピーターパン
シンドロームだし！
是非とも祝って！
俺が大人になる日！！」
あまりの嬉しさに歳も忘れ
携帯を耳に当てたまま
大声で話しながら跳び跳ねた。
誕生日、一緒に過ごせる！！
【香織】
「あははは、わかったわかった！
当日の夜に俊介んち行くよ、
カオリ特製
バースデースイーツ持って❤」
【俊介】
「特製ってことは手作り？！
めちゃくちゃ嬉しー！
俺、今なら空飛べるかも
しれんし！」
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