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けど、モデルとかそんなレベルではなさそうだけど、クラスで噂の女子みたいな…。
翔『あの、旦那さんとかは…いらっしゃるんですか…?』
…あ、踏み入り過ぎたか…。
水里『そんな、恋人だっていないし、初め…』
翔『え…?』
初め?
ま、まさかな…。
水里『秋良さんは、彼女さんとかは…?』
何となく予想できた答えに、俺はあえて沈黙する。
翔『………』
水里『あ、すいません…。聞き入った真似を…』
この言葉を遮り、俺は沈黙を破る。
翔『フラれました…。一時間くらい前に…。そりゃもう、豪快に…』
水里『…すいません…。じゃあ今は…』
何も言わず、俺はうなずく。
水里『あの、なら…その……』
翔『何ですか?』
水里『付き合ってもらえませんか…?』
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