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―朝―
「ふぇ~」
少し空いた襖から少しまぶしいぐらいの陽射しが入ってきて愛結は目を覚ました…
「あっ、愛結さんおはようございます。すみません起こしてしまいましたか?」
「いえ、大丈夫です」
「そうですか、私は此れから朝の鍛練に行ってきます」
「それなら私もやりたいです。ご一緒してもいいですか?それと、袴か何か着るものも貸していたたけるといいのですが…私、荷物何もないので」
「はい、いいですよ。あと、袴なら私のでよければどうぞ」
「ありがとうございます」
「あの、こっち見られてると着替えられないんですが…」
「すみませんっ」
沖田は顔を赤くして勢いよく部屋を出ていった
そして、沖田の袴を着た…
「うっ…、でかい…」
借りたものの長身の沖田の袴は女の中でもわりと身長のある愛結の体でもでかい…
「総司さん着替え終わったんですけど…」
愛結が声をかけ部屋に入ってきた
「やっぱり、でかかったですね」
「いえ、たぶん大丈夫です。さっ総司さん行きましょう」
愛結は袴を少し引きづりながら二人は道場に向かった
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