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「ええとこの方は、「酒井愛結です。よろしくお願いします」
沖田の言葉を遮って愛結は自己紹介をした
「へぇー、酒井か、俺は藤堂平助ってゆーんだよろしくな酒井!」
そんなこんなでとりあえず自己紹介が終わった
ガラガラッ
するといきなり道場の戸が開かれた
「やっぱり此処に居たか、酒井の入隊試験をすぐに始めたいんだが、準備は出来てるか?」
土方が道場に入ってきた…
「あっ、はい、体もちょうど暖まってきた頃ですし」
「じゃあ、ちょうどいい、まずは手始めにこの平隊士とやってみろ、あんだけ大口叩いたんだ、勝てるだろう」
口の端をあげニヤリと笑う土方
「えぇ、私の辞書に敗北という二文字はないですから」
「ほぉ、じゃあみしてもらおうじゃないか、じゃあ始めろ」
「はっはい、ではお願いします」
土方の言葉で平隊士は構える
「えぇ、こちらこそよろしくお願いします」
愛結も構える
「では両者、はじめっ!」
土方の合図で始まった…
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