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あの日からいつもの日常に変化があった。
「トリスさん♪おはよう♪」
そう、いつもの通学するバスの中に旬君が居るのだ。
同じ学年の男の子はあまり学校では話しかけてこない。
私と仲良く話ししていたらそれだけで他の男の子が嫉妬して、その子をリンチするから、だからメールや電話が主に私と接する手段となってるらしい。
そのせいで一日に100件以上のメールや電話がかかってくる。
そんな事も知らない旬君は学校でも逢うと話しかけてくるようになってきたのだ。
「ハァ…」
「どうしたの?トリスまた旬君の事考えてるの?」
「うん…『リコ』私どうしたらいいのかなぁ~?」
彼女は、唯一私悩みを全て知っている友人、名前は【赤坂 莉子】
「悩む必要無いじゃない!!他の人と同じように学校では適当に話してすぐに離れたらいいじゃない。」
そのとうりだ!!
なのに…
それが出来ない…
なんで…?
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