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そしてバスは学校に着き、トリスに手を振り自分は教室に入っていった。
「おはーしゅん!!」
「おはよう『カズ』!!」
彼は中学時代から悪いことを一緒にしてきた友人、【石原 一志】ニヤニヤしながら話しかけてくる。
「いつもの女の子と今日も仲良く登校かぁーもぅ付き合ってんの?」
「付き合ってないし!!そう簡単に付き合えたら苦労せんし!!」
「モテモテのしゅんにしては、珍しいねぇーいつもならすぐに付き合ってたのに。」
「今回は俺が惚れたの!!」
「まぢで?なんかヤバイ事が起きるわ絶対」
馬鹿にした感じで笑いながら答えるカズ(人事だと思って)
今まで自分から好きになる事がなかったから自分でもどうしていいものか分からないのである。
「でもホントあの子可愛いな!!」
「だろ?」
「大学行って正解だったろ?」
「まぁなぁ~」
そんな何気ない会話をしてる内にお昼がきた。
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