いつもの日常。

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海辺の通りを二人で歩き出した。 「走らないの?」 「走っても遅刻だからねぇ~」 常にマイペースな私だった。 あんまり急がされたりするのが嫌なのだ。 後、無理だと思ったらあきらめも早く結構おおざっぱ。 「ねぇ?名前は何?私は『掛水 鳥子』。」 「僕は『中村 旬』よろしくね。」 歩きながら自己紹介をした。 旬君はニコニコしながら私に話しかけてくる。 (男の子なのに笑顔は可愛いらしいなぁ~(笑)) そんな事を思いながら歩いているとすぐに学校に着いた。 私は旬君に一言かけて教室に向かった。
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