2511人が本棚に入れています
本棚に追加
/125ページ
眠たい目を擦って家を出ると
「おはよう純君」
幼なじみの由利が話し掛けて来た。
いつも思うんだけど、普通の男のオタクは幼なじみという響きに萌を感じるんだろうな…
それに由利は、栗色の長いウェ~ブがかった髪(生れつき)をツインテールにして、目はクリクリした妹系の可愛さでファンクラブもあるくらいだ。
「はよっす」
でも、俺はぶっちゃけ興味が無い…てか話す話題も無いのによく由利は俺と仲良くするものだと思うほどだ。
俺が興味があるもの…それは
「おはよ、大喜」
「はよ~勇気!」
「今日も元気だね」
「たりまえだろ?お前は元気出せよ」
「わわわ!?頭撫でないでよ」
さっきからラブラブしている、クラスメートだ。
家が結構近くで二人も幼なじみらしく通学路でよく出くわすんだよなぁ、だから遅刻は出来ない。
俺の数少ないリアルでの萌は見逃せねぇからな…
そう、俺は男同士のラブつまりボーイズラブが好きな腐男子だ
でも女よりメジャーじゃないから隠れだけどな!
でも、俺自身は上戸〇とか倖田〇未みたいな女の子が好みだったりするんだよなぁ…
だから俺はそんな趣味は全くない!
最初のコメントを投稿しよう!