外の世界へ
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"ぼく"は猫だ。 大好きなおばあさんと一緒に住んでいる。 おばあさんは捨てられていた"ぼく"を拾い上げ、"カン"と呼んでいる。 それは、小さかった"ぼく"がダンボールの中で必死にキャットフードの缶に抱きついていたかららしい。 おばあさんの着けてくれた首輪には"CAN"と書いてある。 一人ぼっちで寂しかった"ぼく"はおばあさんといるのが大好きだった。
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