夢と現実

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それから優子は、俺を友達として見ていたが、俺は異性として、ひとりの女として見続けていた しかし、現実は甘くなく、二年になるちょっと前から優子は俺と全く話さなくなってしまった 理由はわからない。 二年になると、クラスも変わり優子が俺を覚えている必要がなくなった。 接する機会もおのずとなくなり優子は俺という存在を自らの記憶から排除してしまったのだ。 それが今日のあの態度だ 俺との記憶など微塵もないと誰もがわかるあの素振り。 やはり優子は何も覚えていなかった。 三年になってもクラスは別だし、それは仕方ないとしても、少しは覚えていて欲しかった。 彼女と偶然会えた事を神に感謝しよう 元から信じてなんかいないがな
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