治療

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『うん、気にしないで!3回くらい見たし、小説も買ったから』 『ありがとっ!なんか良さそうなの載ってた?』 『夏だからね、ワンピ特集だよ!百合に似合いそうなのたくさんあったよ!』 『白は?』 『たくさんあったけど…百合、白が好きなの?柄ものとかドットとか似合いそうなのに』 『ううん、違うのっ!聞いてくれる?』 弥生のベッドの周りのカーテンを閉めて百合は椅子に座り、今朝の出来事を話した。 『へぇ~!あの人あたしの時と全然違う!百合は特別なんじゃない?』 『そんなことないよ!』 と否定しつつも、百合の心臓は高鳴っていた。 『ワンピほしいなー!』 『安いのもあったから、探してみるといいよ!』 『わかった!ありがと!お礼にジュース買ってくる!何がいい?』 『ミルクティー!』 『オッケー!』
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