外の世界

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外に出ずに母のようにあの男に媚びて生きていたほうが楽だったのかも知れない。 でも私は外を優雅に歩かなくとも、男に囲われずとも、ボロボロになりながら自由を生きる。 それが嬉しかった。 母のもとに帰る気はなかった。
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