不細工な毛玉

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裕「もう名前決まったん?」 夏「うん、クロ」 裕「シンプルだな」夏「可愛いでしょ」 小さな毛玉の名前はクロに決まった。 目やにと鼻汁でぐしゅぐしゅな子猫。 それはお世辞にも可愛いとは言えなかった。 お前どっから来たんだろうね。 こんなに痩せてずっと何も食べて無かったのかな。 手のひらサイズの子猫はいつの間にか安心したのかタオルにくるまって眠っていた。 夏希はそっと箱の中に入れ自分の部屋に連れて行き箱に空気穴を開けて上に本をのせた。 お母さんにバレないようにしないとだからゴメンネ😢
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